ボタン恐怖症
恐怖症というものは何か怖いことがあったり幼少期のトラウマによって起こるというのが一般的で、ボタンという特定の小さなものに対しての恐怖症というものはなかなか少ないと言われている。
ボタン恐怖症はボタンに対して恐怖感を感じるという単一恐怖症の一つです。
ボタンといっても洋服などについているボタンのことをいいますからスイッチや押しボタンではありません。
75000人に1人の割合でボタン恐怖症になる人がいるといわれている。
ボタンを見るだけで 恐怖心を感じる人もいれば、ボタンをゴキブリと同じ感覚で汚くて不潔で見たくもないし触りたくもないというような感覚に襲われるという症状の人などもいますからボタン恐怖症といっても症状は色々です。
ボタンを見るだけで何か不安な気持ちになってしまうという人や、ボタンを触った後は必ず石けんで洗って消毒をしないと気持ちが落ち着かない人、取れかかっているボタンを見ると気分が悪くなる人、食事をしている時にボタンを見るとはきそうになってしまうとか、学生服のボタンなどを触るのがいやだと感じたり、ボタンを見ていると人の話が聞けないといったようなボタンに対して何らかの異常な行動をとってしまうというのもボタン恐怖症の症状として現れます。
ボタンのような無害のものに対しての恐怖症というものはなかなか難しいのですが、例えば、女性で性的暴行を受けたことがある人がボタン恐怖症になるという研究例も発表されている。
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